タスマニアから帰ってきた男、Hiroaki KawasakiがNSWプレミアリーグのBlacktown Spartandsと契約、さっそくスタメンで左サイドバックとして出場しました。
彼の良いところは、とにかく積極的なところ。ピッチの中ではチームメートに大声で指示を出し、ピッチの外でも自分から積極的にチームメート、コーチに話しかけます。いままでいろいろな日本人選手を見てきましたが、彼ぐらい全てにおいて積極的な選手はいなかったと思います。そして礼儀も正しく、サッカースクールの保護者からもとても人気者です。オーストラリアにサッカーをチャレンジする日本人が増えている中、サッカーが上手いだけではなく、こういった要素を持っている事が、チームと契約するにあたってかなり重要だとつくづく感じました。
最近、お世話をしている韓国人選手が、急にチームから解雇を言い渡されました。コーチ曰く、サッカーのプレー自体は明らかに一番上手いが、ピッチ内外での彼の行動に問題があり、チームとしても彼をこのままチームでプレーさせるのは難しいとの事。具体的に言うと、練習中にファールされたら韓国語で切れる、仮病をつかって練習をサボる、チームメートと交わろうとしない、交代を命じられた時に、ユニフォームをグラウンドで脱ぎ、ベンチに投げ捨ててロッカールームに引き上げていくといった内容でした。解雇を言い渡されたときになって、反省のメールをコーチに送り、なんとか2週間の猶予期間が与えられた彼ですが、逆にこういった選手はサッカーだけ上手ければ良いチームに入って評価されると思っていたケースで、今後どこでサッカーをしていくにあたっても、この姿勢を変えない限り、上に行くのは難しいと思います。
ということで僕のお気に入りプレーヤー、Horoaki Kawasakiの活躍を今後ともお伝えしていきたいと思います!
オーストラリアでプロサッカー選手を目指す男達