来年のアジアカップ開催に向けて、徐々に盛り上がりを見せているオーストラリアのサッカー界ですが、先月のイースターホリデーの土曜日、シドニーに滞在する10か国のアジアコミュニティーの選手達によるMini Asian Cupが、シドニーFC主催で、シドニー近郊のグラウンドで行われました。
今回の日本チームの構成ですが、NSWプレミアリーグを始めとするステイトリーグがこの日も行われており、基本的に試合がオフの選手、若しくは無所属の選手が中心のメンバーで大会に臨む事になりました。
7人制で15分ハーフで行われたこの大会ですが、当日まで、各コミュニティーからどんなレベルの選手が出てくるのかも分からず、対戦相手も当日に変更となる中、初戦の相手は中国。この中国チームですが、シドニーに中国リーグというものがあり、このチームの登録選手も1000人以上にもなる位、大規模なリーグだとの事。今回の中国チームは一応そのリーグの選抜メンバーというなので、結構強いんじゃないのか?なんて思いながら試合に臨みましたが、、
試合前から、日本には絶対負けられないというオーラーを出してくる中国チーム。
いざ試合が始まってみると、相手は全然上手くない!そして相手も真っ向勝負だとやられてしまうのを直ぐに悟ったのか、スーパーディフェンシブフォーメーションで、とりあえず引き分けに持ち込もうという作戦を展開してきました。
やはり国際対決、しかも相手が中国となると本当に燃えてきますね!
阪南大学出身、金城基樹が、万里の長城をドリブルでなぎ倒していきます。
この大会の守護神は篠塚雄一郎(35)。週3日、ゴールキーパーの専門訓練所で猛特訓をしているだけあり、安定感が半端ではありません。
結局、ボール支配率90パーセント以上で中国チームを圧倒、スコア自体は3-0だったものの、代表レベルだけでなく、コミュニティーレベルでもまだだま日本には勝てないという事を、中国チームにまざまざと見せつけた一戦となりました。
次の予選の相手は香港、なんと元フットサル代表選手と、Aリーグが誕生する前のトップリーグでプレーしていた選手がいるとの情報を試合前に入手。果たしてどんな戦いになるのでしょうか?
Mini Asian Cup ②に続く、、
オーストラリアでプロサッカー選手を目指す男達
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