（ブログ）オーストラリアでプロサッカー選手を目指す男達(チャレンジャー大募集！）

齊藤晃義（ドイツ）

オーストラリアではNSWプレミアリーグのParramatta FCでプレー、その後はドイツへ渡り、現在はドイツの4部、TuSコブレンツ所属でプレーしてる齊藤晃義。2週間前には日本代表の大迫勇也が所属するFCケルンとも練習試合を行い大活躍、今シーズンの活躍が期待される齊藤晃義に、ショートインタビューを行いました。

ドイツに来てからの所属チームを教えて下さい

FC Dorndorf（7部） とTus koblenz（4部）

ドイツでのサッカー以外の生活（何をしてるか）を教えて下さい

サッカー以外の生活は特にありません。サッカーの為に生活しています

チームメートとのコミュニケーションについて（何語で話しているか）を教えて下さい

チームメイトは主にドイツ語ですが、選手によっては英語です

オーストラリアとドイツのサッカーの違いを教えて下さい

オーストラリア、ドイツ、いろんなチームがありますし、スタイルやサッカーに対する思考が違う事もあるので一概には言えません

オーストアリアとドイツの生活の違いを教えてください

そんなに差はないですが、強いて言えば町から街に行く交通の便が違うくらいです！

 

オーストラリアでプレーしていた当時から、所属チームの監督に、Aリーグで直ぐにでも通用し、活躍できるプレーヤーと言われていた齊藤晃義。オーストラリアではAリーグには届かなかったものの、ドイツでは是非、上に行けるところまで行ってください！

 

オーストラリアでプロサッカー選手を目指す男達

先週のNSWステイトリーグ

NSWステイトリーグディビジョン２、Rydalmere Lions FCでプレーしている伊藤輝紀。平日、水曜日の夜に行われたこの試合、勝てば来季ディビジョン１への昇格が決まる重要な試合でしたが、1点をリードした試合終了10分前に失点、昇格への運命は、最終戦へと持ち越しとなりました。

運命の最終戦は明日の夜8時よりキックオフ！先日25歳の誕生日を迎えた伊藤輝紀も、気合が入っています。

そして土曜の夜に行われたMarconi StallionsとSydney Unitedの試合、この日もフォワードで先発出場した佐々木周ですが、相手チームの集中マークに遭い、中々良い形でボールが持てません。

ここ何試合かの内容と同様、終始押し込まれていたMarconiですが、終了間際にPKをゲットし、なんとか1-1のドロー。既にプレーオフ進出への望みは絶たれていますが、佐々木自身は個人の結果にこだわり、他クラブとの契約も視野に入れている為、モチベーションはまだまだ高いです。

日曜の午後に行われたBlacktown FCとRockdale City Sunsの試合、勝ち点3点差で首位を走っているBlacktown FCですが、前半に2失点をし、ハーフタイムを折り返します。

主力選手のカード累積による出場停止、そして怪我等でベストメンバーを組めなかったBlacktown FC、後半も中々良い形を作れず、そのまま2-0で試合は終了。2位のBlacktown Spartandsが同時刻に行われた試合で勝利した為、Blacktown FCは得失点差で首位をBlacktown Spartandsに明け渡してしまい、好調をキープしている宮澤自身も、この日は目立った活躍なく終わってしまいました。

 

オーストラリアでプロサッカー選手を目指す男達

宮澤龍二（Round18 VS Sydney Olympic)

開幕9連勝、そしてずっとトップを走り続けていたBlacktown Spartandsを追い続け、Round19にして遂にリーグトップに躍り出たBlacktown FC。その躍進の中心には、もちろんこの男の存在があります。

宮澤龍二。今シーズンも既にリーグ戦10ゴールを記録、週間ベストイレブンにも4回選ばれており、現役Aリーガーをして、『なぜ未だに彼があのリーグでプレーしているのかが分からない。直ぐにでもAリーグでプレーするべきだし、彼なら活躍できる』といわしめる男です。

この日のアウェーのSydney Opympic戦でも、攻撃の中心となり、前半から相手ゴールを脅かします。

1点を先制した前半25分、味方からのボールを受け、ペナルティーエリア内側でボレーシュート。これが見事にネットに突き刺さり、2-0とSydney Olympicを突き放します。

その後も宮澤自身、ドリブル、パスでチャンスを作り出すものの追加点は奪えず、逆にBlacktownは後半中盤に1点を失点し、そこから相手の猛攻を食らうものの、なんとか耐え、終了のホイッスルが鳴りました。

この日もMVP級の活躍をした宮澤龍二。この試合の後、Aリーグの練習試合が同じグラウンドで行われたので、その試合も一緒に観戦しました。

Perth Glory

Adelaide United

実質2部と言われているNSWプレミアリーグとAリーグを比べると、個人の基礎技術からチームとしての完成度が、やはり少し上な気がしますが、宮澤龍二はこのレベルでも、全然問題なくやっていけると思います。

 

オーストラリアでプロサッカー選手を目指す男達

佐々木周（Round18 VS Bonnyrigg White Eagles)

今シーズンのホームゲームも残すところ2ゲームとなったMarconi Stallion、まだプレーオフ進出の可能性は残っているものの、残りの１つの試合も落とせない厳しい状況にいます。

この試合もフォワードでのスタートとなった佐々木周。マークに付くのはSydney FCで9年間、200試合以上に出場した経歴を持つテリー・マックフリン。

マッチアップするセンターバックと10センチ以上の身長があるのにも関わらず、空中戦では決して引けを取らない佐々木周。

前節同様、圧倒的に相手にボールを支配され、なんとか佐々木個人の打開力て突破口を見出そうとする中、このシュートは惜しくもポストへ直撃。

前半を1点リードで折り返したMarconiですが、後半に2点決められ、ホームでの2連敗。現実的にプレーオフ進出は厳しくなり、佐々木自身もかなりフラストレーションが溜まる結果となりましたが、、

試合後は既に気分を切り替え、ボジティブモードで週末の夜の街へ繰り出して行きました。

 

既に来シーズンの他チームへの移籍も視野に入れている佐々木、Malconiが契約延長オファーを出す事は間違いないですが、クラブの大型補強がない限り、佐々木の同クラブでの残留はないといえるでしょう。

 

オーストラリアでプロサッカー選手を目指す男達

金城基樹 (Wollongong United FC)

関西の強豪である阪南大学、そして関西社会人リーグのバンディオンセ加古川から、4か月前にオーストラリアへ渡ってきた金城基樹。現在はNSWステイトリーグではなく、シドニーから車で2時間ほどにあるIllawarra地域を基盤としたMercury Premier Leagueの、Wollongong United FCというクラブでプレーしています。このMercury Premier Leagueですが、2008年に新設されたばかりのリーグで、NSWプレミアリーグ、スーパーリーグと違って外国人枠、ポイントシステムが無く、給料もNSWプレミアリーグ並みなので、外国人選手にとって年々契約が厳しくなってきているNSWステイトリーグから、今後多くの外国人選手が活躍の場を見出していく事間違いなしの、魅了的なリーグです。

そして先週の日曜日、この地域のセミプロ、アマチュアクラブがトーナメント方式でタイトルを競う、Bert Bampton Cupの決勝が行われました。

ボランチでスタメン出場の金城基樹、決勝という事で、観衆も結構入りました。

さすが関西の強豪と呼ばれる阪南大学サッカー部で、2年からAチームのスタメンでプレーしていた男。阪南のテべスと言われていただけあり、アグレッシブなプレースタイルが持ち味ですが、この試合ではかなり引いたポジションでプレーしていました。

WHY?????　

日本ではゴリゴリフィジカルプレーヤーの金城も、オーストラリアでは吹っ飛ばされることも当たり前です。

そして試合終了のホイッスル。前半に1点を取ったWollongong United FCがそのまま後半も逃げ切り、僅差で相手チームを下しました。試合直後の監督との抱擁のシーンです。

監督のオリバーと。

試合後の祝勝会場にて。

優勝後のビールは旨い！ピザと共に、凄いスピードで消費されていきます。

そして最後は本日駆けつけたサッカー仲間達とのワンショット！この勢いでリーグ戦も優勝を目指してください！

 

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佐々木周（Round17 VS Rockdale City Suns)

今節の唯一の土曜ナイトゲームとなった、Marconi StallionとRockdale City Sunsの試合、監督が変わってから３勝１敗１引き分けと好調を維持しているMarconi Stallionが、ホームにRockdale City Sunsを迎い入れました。

内容的に終止押されっぱなしのMarconi Stallion、攻撃の中心である佐々木周にいいタイミングでパスが入ってこなく、彼にボールが入っても周りのサポートが無い為、彼が孤立してしまうシーンが多く見られました。

この３枚の写真が、この試合での彼のフラストレーションを物語っています。

試合は、後半中盤にMarconi StallionのディフェンダーのミスからRockdale City Sunsが得点、これが決勝点となり１-０でRockdale City Sunsが勝利をあげ、Marconiにとっては決勝ラウンド進出へ一歩後退してしまう形となりました。佐々木本人はコンディションもよく、体も切れている為、次の試合も彼自身の結果にこだわって、プレーをして欲しいです。

 

オーストラリアでプロサッカー選手を目指す男達

Waratah Cup Final

NSW州の最高峰クラブを決めるトーナメント、Waratah Cupの決勝戦、Blacktown CityFC対Manly United FCの試合が、６日の日曜日に行われました。Blacktown City FCは宮澤龍二、Manly United FCは田中政勝が所属していますが、この日は宮澤はスタメン、田中はベンチ外となりました。

リーグ戦で首位争いをしているBlacktownとリーグ戦では下位につけているManly、客観的な戦力で言えばBlacktownが上ですが、一発勝負のトーナメントで、Manlyがアップセットを起こせるか？といった所に注目が集まりました。

 

開始４分に宮澤のゴールでBlacktownが先制するものの、７分に直ぐに同点に追いついたManly。前半は辛うじて２-１のスコアで折り返すものの、戦前の大方の予想通り、後半はBlacktownの一方的な試合となりました。

６８分の４点目の宮澤のアシストの場面。左サイドからのドリブル＆ターンで相手ディフェンダーをかわし、ゴール前に詰めていた味方へパスを通した、素晴らしいプレーでした。

そして宮澤の止めの５点目は、２つのアングルから。

そして試合は６-２で終了。圧倒的な力の差を見せつけたBlacktown City FCが、見事2014年のWaratah Cupのチャンピオンに輝きました。

2ゴール2アシストだけでなく、90分を通じてハイパフォーマンスを見せた宮澤龍二が、文句なしのこの試合のMVP。まさかMVPのスピーチがあるか？と思いきや、ありませんでした（笑）。

この日はベンチ外だった田中政勝。この悔しさをリーグ戦で返してほしいです。

We are the Champion!!!

優勝メダルとMVPメダルを手にする宮澤龍二。目標へ向かって着実に進んでいます。

  

オーストラリアでプロサッカー選手を目指す男達

日本

約2週間半で、沖縄、大分、神戸、大阪、京都、名古屋、横浜、東京と廻ってきました。そして名古屋では、昔から食べたかった矢場とんの味噌カツを、遂に食べることが出来ました！

このボリューム、半端じゃないです！

明日で終了の今回の日本滞在は、今までの日本滞在以上に、多くの収穫がありました。来シーズンにオーストラリアでサッカーチャレンジ希望の方、そしてサッカー関係者の方だけでなく、一般留学を希望の方、他のビジネスに携わっている方とも多くの出会いがありました。

今年10月に渡航予定のニューチャレンジャー、浜野君。

大分の若手企業家の方達との会食。写真左奥の藤川さんは大分、熊本、福岡、佐賀でサッカースクール25校、生徒数合計1000人以上のスクールをまとめ上げている社長さんで、サッカースクールオーナーの育成事業も行っている凄い方です。僕も頑張らないとなー。

という事で、日曜の昼にシドニー到着予定ですが、そのままWaratah Cupの決勝を見に行きます。

 

オーストラリアでプロサッカー選手を目指す男達