Rockdale City Sunsと契約したと、以前このブログでもご紹介した加藤潤ですが、実は今シーズンよりNSWプレミアリーグとスーパーリーグは、外国人枠が2人までという規定が作られ、加藤潤が契約したRockdaleには、既に契約している日本人選手が2人いたものの、クラブがこのルールを熟知しておらず、開幕の前の週にこれに気づいたクラブが、加藤潤との契約を破棄するという、なんとも信じがたい事態が発生しました。しかもポイントシステムという、いわゆるサラリーキャップ的なものが存在し、各チームとも決められたポイント内で選手をやりくりしなければならないのですが、通常のオーストラリア選手が15点とすると、なんと外国人選手はプラス10点の25点というかなり高い点数を占めるため、外国人枠が空いていたとしても、ポイントが足りなくて外国人を獲得できないクラブも出てくるわけです。
タイトルにあるBlacktown Spartandsも、外国人枠が2つ空いているのにも関わらず、彼を獲得するだけのポイントが足りないという事で、加藤との契約は困難だと当初は言われましたが、なんとかビジネスパートナーのオーストラリア人の交渉手腕で、彼が契約できるだけのポイントを空ける事に成功し、無事に契約する事ができました。しかもRockdaleとの契約内容よりも良く、本人自身もBlacktown Spartandsのサッカーの方がエンジョイできているという事で、結果的には良かったのかもしれません。
先週末に行われた対Sydney Olympic戦での写真。Blacktown Spartands入団後、3試合すべてスタメン出場しています。コーチ陣の信頼も相当高いです。
オーストラリアでプロサッカー選手を目指す男達
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