昨シーズンまでオーストラリアでプレーしていた栗原航と齊藤晃義が
今シーズンはドイツでプレーしています。
早速、ドイツでの生活とサッカーについて、栗原航に何個か質問してみました。
Q 現在所属しているチームについて、簡単に教えてください。
A 2013-2014 seasonは FC Dorndorf に所属し、プレーします。
FC Dorndorf はドイツ7部リーグに所属し、全18チームでHome and Awayで試合を行い、優勝チームのみが6部リーグへ昇格、最下位(18位)、17位、16位、15位が自動降格といった形式になっています。
FC Dprndorfは小さな町のクラブですが、グランドは人工芝、更衣室、シャワー室、食事を食べるところが有り、サッカーをする環境は最高にいいです。
チームもしっかりとパスを回すし、基礎がしっかりしているのでやりやすいです。でも7部ということもあり、上のリーグと比べると劣ってはいますが。。。笑 まだ7部のチームと試合をした事がないので、このチームがどれだけ闘えるのかはわかりませんが、僕自身は7部リーグの中でなら結構やれるチームだと思います。
あと、日本人が僕以外にも所属していますが、チームからの待遇がかなり良いです。車がない僕らに自転車を用意してくれたり、家までも用意してくれたりと。日本人に優しすぎます!
Q ドイツでの生活はどうですか?
A ドイツでの生活は、かなり過ごしやすいです。
まず、夏なのに暑くない。気温が高くても湿気が無いので涼しく過ごせます。冬は相当寒くなるみたいです、、、まだ未経験なので聞いた話ですが、気温はマイナスになり雪が積もり、サッカーが出来る状態ではないらしいです。チームによっては雪が積もった中でも練習するとか??
食事の面でも、特に困っている事はありません。スーパーに行けばだいたいなんでもそろうので。ただ、やはり日本食は恋しいですね。。。笑
語学の方では、ドイツ語は勉強中ですが、難しく慣れるまでに時間がかかると。。。けど、ほとんどの人が英語を話せるので、チームメイト達などとは英語で話しています。
あとは不自由無く過ごせているので困る事がほとんどないです。
Q オーストラリアとドイツの違いは?
A サッカーでは、「繋ぐ」ことについて差があると感じました。オーストラリアは比較的ロングボールが多く、DFが持つと前へ前へ蹴っていましたが、ドイツではそれが少なく、DFからしっかりと繋ぎ、近い距離でのパスが多い。細かく繋いで狭いとこでも崩す。
オーストラリアもドイツも「フィジカル」は強いです。が、ここではオーストラリアで経験したようなラグビーのような危険なタックルは全く有りません。今の所は。笑 でも、玉際での激しさは求められます。
私生活では、ドイツ人は綺麗好き、時間にルーズでもない。日本人に似ている所も多いです。笑
Q 今後の予定を教えてください。
A シーズン開幕は7部リーグで迎えますが、次の移籍期間が冬のウィンターブレイク中にもあるので、そこで上のリーグに移籍出来るようにFC Dorndorfで結果を出していきたいです。
個人的には、全試合スタメンで出場は絶対に達成出来るように怪我には気をつけながらやっていきたい。あと、2年はドイツでプレー出来ればいいかなと思っています。
オーストラリアと同じく、ドイツはワーキングホリデー制度がある為、日本人にとってはとても行きやすい国です。サッカーのレベルもかなり高く、現在も多くの日本人選手がプロを目指してドイツの下部リーグでプレーします。今後、栗原選手、斉藤選手のように、日本からオーストラリア、そしてドイツといったルートでプレーする選手が更に増えてくると思います。今後のドイツでの彼らの様子も、このブログでは取り上げて行きたいと思います。
オーストラリアでプロサッカー選手を目指す男達
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