NSWプレミアリーグプレシーズンカップが、本日開幕しました。このプレシーズンカップ、12チームが2つのグループの分かれ、1回ずつ対戦し、それぞれのグループの首位のチーム同士がファイナルを戦うという方式です。
Marconi Stallionsに練習生として参加中の池田祐輔。
同じくMarconi Stallionsに練習生として参加中の田中佑典。
約2週間前からこのクラブに練習参加し、その間にも多くの練習生が落とされていく中、この2人はここまで残ってきました。ここまでの残ったからといって、契約できるという保証はどこにもありませんし、次の練習で、もう来なくていいと言われるかもしれない。特に外国人というポジション上、オーストラリア人プレーヤーよりスーパーな活躍を期待されるだけに、今後も厳しいチャレンジが待っていますが、是非とも頑張って欲しいものです。
そして今シーズンより人工芝になったBlacktown FCのホームグラウンドでは、Blacktown FCと Manly Unitedのゲームが行われました。豪州ソリューションズの選手では、Blacktown FCに宮澤龍二と加藤潤、Manly Unitedでは練習生として参加している堀滉二郎と、合計3人がプレーしました。
このブログ初登場となる堀滉二郎ですが、阪南大学のサッカー部出身で、昨シーズンはMarconi Stallionsでプレーしましたが、今シーズンは、個人的に愛着があるというManly Unitedとの契約を目指して、このクラブの練習に参加しています。
この3人の内、この日のスタメンは宮澤龍二のみ。さすがにAリーグの練習に参加して自信をつけたのか、レベルの高いプレーを随時見せてくれました。
前半から圧倒的なボゼッションと華麗なパス回しでManly Unitedを圧倒するBlacktown FCですが、前半はスコアレス。そして後半の頭から加藤潤がピッチに投入され、直ぐにBlacktown FCがゴールを上げると、Manly Unitedも、堀滉二郎を投入です。
Manly Unitedも堀の投入後、流れが少しずつ良くなり、堀自身も積極的に前線に上がりシュートチャンスを作りますが、カウンターからのサイドからのボールを宮澤が押し込んで2−0とします。
Blacktown FCと契約後、初の公式戦に出場した加藤潤。
そしてその後、堀滉二郎の打点の高いヘッドでManly Unitedが1点差に詰め寄るものの、加藤潤のダメ押しゴールで、3−1で終了のホイッスルが吹かれました。
この日入った4点の内、3点が日本人選手によるものでしたが、得点以外の彼らのパフォーマンスも、助っ人外国人らしい、相当高いものを見せてくれました。現在、残りの外国人枠1つを他の外国人と争っている堀滉二郎ですが、今日のパファーマンスがクラブ関係者へのかなりのアピールになったと思います。
オーストラリアでプロサッカー選手を目指す男達
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